ビヨンド the シー ~夢見るように歌えば~
久しぶりにケビン・スペイシーの映画を見た。本作は、ケビンが制作、脚本、監督、主演の四役をこなし、実在の歌手ボビー・ダーリンに対する尊敬と愛情が見て取れていい作品にしあがっていた。、アーチティストの自伝にありがちな、ドラッグ・虐待・家庭崩壊などがなく、とくに子どもの扱いもよく最後まで気分良く観ることができた。また、子役を使った演出も利いていた。確かに37歳でなくなった人物を演じるにはケビンは歳をとりすぎ(映画の冒頭で、付き人の義兄に「自分で自分を演じるのに歳をとり過ぎなんてことがあるか!」と言わせていたのには、あとで笑えた)てはいたが、それを補って余りある歌唱力!!ここまで歌えるとは!!前評判は聞いてはいたが、実際にこれほどのものとは聞くまではわからなかった。それから、コンサート中に実の母親を観客に紹介した後の、実母の抑制の効いたリアルな台詞にはおもわずないてしまった。
いろんな味付けでみせる事ができる素材を、みごとケビン・スペイシー風に仕上げたというべき好感のもてる一本。














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